Camila Svenson(カミラ・スヴェンソン)

Camila Svenson
(カミラ・スヴェンソン)


https://camilafsvenson.wixsite.com/camilasvenson
ブラジル国籍、ブラジル在住
インスタグラム @camilasvenson

1989 年 生まれ 34歳
2011 年 Panamericana School of Arts and Design Photography専攻 卒業
2013 年 Centro Universitário SENAC Audiovisual専攻 卒業
2015 年 International Center of Photography Visual Journalism & Documentary Photography専攻 修了
2019 年 FAAP Contemporary Artistic Practices 専攻 修了

カミラ氏は、サンパウロを拠点に美術作家、写真家、ライターとして活動するクィア(Queer)のアーティスト。

カミラ氏は、人と記憶、場所の関係が、時間の作用によってどのように変化していくかに興味を持っている。

また、作品制作の過程で、参加型の手法を用いて他者を創造的なプロセスに巻き込みながら、「出会い」がどのように起こり、それが写真を媒介することで、いかに変容していくのかを研究している。

〈活動プラン〉
高齢女性に焦点をあてたポートレート作品の制作。

期間中、高齢の女性たち(デイホームなどのコミュニティセンター)を訪問し、数週間かけて、インタビューを行い、最初のアプローチとして写真を撮り、さらに音声とビデオを記録して、ポートレートを作成する。彼女たち自身のプライベートな空間を浮かび上がらせ、構築していく予定。

彼女はこれまでも年老いた祖母をはじめ、多くの人々にインタビューを行い、作品を制作してきた。今回はこのプロセスを整理し、最終的に女性たちにまつわるオブジェなどを加えたインスタレーションを発表することを考えている。

【主な展覧会】

2017年 個展「you will never walk alone」(Museum of Image and Sound/ブラジル)
2019年 「Zip up」(Zipper Gallery/ブラジル)
2021年 「Intersections」(Pará State Museum/ブラジル)      等多数

【アーティスト・イン・レジデンス経験】
2020年 Kooshk Artist Residency(イラン)   等多数

【これまでの作品】


「SLOW RIVER」2024年 写真 

ブラジルで2番目に観光客が訪れるフォス・ド・イグアスは、イグアスの滝で知られている。また、ブラジル、パラグアイ、アルゼンチンの国境地帯でもある。この研究では、観光業がこの地域をどのように変えたのか、そしてこれらの変化が都市の物理的空間にどのように置き換えられているのかに興味をもって調査している。

「Fictions」 2023年 写真

 「Fictions」は、日々の旅のふとした瞬間を撮り集めた写真集で、現在も撮影を継続中である。
長年にわたる都市の発展によって、地域や土地がどのように変化するかに興味をもって調査している。